受験先
①私立中学校
・特徴
日本全国に約700校ほどあり、特に首都圏と京阪神に集中
学校ごとに独自の教育方針を持ち、個性が強い反面、全般的な面倒見の良さ
私立大学付属の学校では、大学までエスカレーター式に進学できる
・試験
首都圏:2教科型(国語・算数)、4教科型(国語・算数・理科・社会)※2教科と4教科の選択入試を行っているところもある
関西圏:3教科型(国語・算数・理科)、4教科型、あるいは3教科と4教科の選択入試
慶応義塾普通部(神奈川)・関西学院中学部(兵庫)・立命館(京都)などのように体育が課せられる場合がある
②国立大付属中学校
・特徴
各都道府県に分散
東京の国立は私立同様に人気
※大学教育学部付属の研究機関という位置づけで、ほとんどの学校で内部進学制度なし
・試験
学校ごとに異なる
筆記試験・運動能力試験・面接・小学校からの報告書などの組み合わせが多い
③公立中高一貫校
・特徴
全国各地での開校が相次いでいる
現時点では、教育方針や内容に実験的要素があるのも事実
・試験
改正学校教育法施行規則で「学力検査を行わない」
現状は「適性検査」という長文の出題
※教科横断的に知識を問う総合問題となっているので、個別の対策が必要